イカ娘ありがとう!

 最終巻のネタバレ、イカ娘かわいい。コミックス最終巻でもゆっくりゆっくりとイカ娘たちの、終わらないと思っていた日常がついに節目を迎えました。思えばイカ娘と出会ったのは2013年の冬頃。性欲に飢えていたなかVIP板に建っていた「侵略イカ娘スレ」を発見しこれはエロ漫画だ。エロ漫画に違いない。という思いでスレッドを開いたのがきっかけでした。出迎えてくれたのはアスキーアートで表現された可愛らしい少女。感情豊かに、今にも動き出しそうなイカ娘を見て思わず性欲はぶっ飛び一目惚れしてしまいました。ちょうどその頃コミックスの八巻発売が発表されたのですがその時の表紙が少年漫画タッチに描かれていて思わずぼくの少年心をくすぐり約四年振りに単行本を買うきっかけにもなりました。後で知るのですが、この八巻の表紙はあまり評判が良くなかったそうですが全22巻中の表紙の中で一番元気がよくて躍動してる素晴らしい1枚絵だとはっきりと言えます。
 当時小さかった妹にもイカ娘を見せたところ意外にも受け入れてくれて今でも新刊発売の度に目を輝かせ、今回(22巻)で最終巻であると知るとちょっと信じられないような、でもなんだかまだ続きを期待しているような複雑な感じでした。これは兄である自分も同じで作者あとがきの「オールシーズンのイカ娘達の日常を描いていきたい」という言葉を信じていずれまたイカ娘達の日常が動き出してくれればいいなと切に思います。

 侵略者とは思えないほど心が優しく、子供たちに好かれすぐにお姉さん振るかと思えば大人たちからは子供に見られる。何にでも興味を持ち行動する。小さな生き物や機械にも感情移入して時には涙を流す。これまで魅力的なキャラクターは類を見ません。もしアニメが夕方帯、もしくは朝方に夏休み限定でやっていればもっと多くのファンがついたのかなとかなり贔屓目に見ていますがそう思ってしまいます。……そういえば一期も二期も冬にやりましたね。

 作者の安部真弘さんのTwitterを拝見したところ次回作の話はすでにでているということなのでまずは八年間連載お疲れさまでしたということと次回作に家族共々わくわくどきどきで待っていますのでどうか無理のないように、しっかりと体を休めてまた頑張っていただきたいと思います。本当にありがとございました。